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統合失調症

統合失調症は、現実と非現実の区別が難しくなり、思考や感情、日常生活や仕事・学校生活に大きな影響を与える病気です。

統合失調症の主な症状には、陽性症状、陰性症状、認知症状の3つがあります。
陽性症状には、幻覚や妄想が含まれます。例えば、存在しない声が聞こえたり(幻聴)、現実にはないことを強く信じ込むことがあります(妄想)。陰性症状は、感情の平板化、意欲の低下、社会的引きこもりなどで、これにより普段楽しんでいた活動に興味を失ったり、他人との交流を避けたりします。認知症状は、注意力や記憶力の低下、計画を立てる能力の減少などで、日常生活や仕事・学校生活に支障をきたすことがあります。

治療には主に薬物療法と精神療法があります。薬物療法では、主に抗精神病薬を使用し、脳内の化学物質のバランスを整えます。困っている症状や社会的状況などにより、薬の調整を適宜行います。精神療法では、カウンセリングや認知行動療法(CBT)などを通じて、自分の症状を理解し、その対処法を学びます。

症状により、生活するうえで大変なことを教えてください。長期的な視点で症状とうまくつきあうことができるよう支援いたします。お気軽にご相談ください。

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